教員紹介


飯 田 和 敏 教授

アート・ディレクション領域


コンピューターゲームの歴史は、隣接するアート/エンターテイメント領域に比べ比較的浅いため、イノベーターたちの話を実際に聴くことが出来る。僕は創作するうえでこうした機会に触発されてきた。この貴重なバトンをしっかり受け渡すことで、未来の映像文化を切り拓く人材を全力で応援しようと思う。また本学は映像表現の古典から最先端まで、広く深くアクセス可能な環境が整備されている。このポテンシャルを生かし、世界に向けてメッセージを発信する場にしていきたい。

 


奥 出 成 希 教授

ゲームプログラミング領域


制作活動は楽しんで行いましょう。「楽しい」思いは作品によく反映されるものだと思います。そして出来上がったものには自信を持ちましょう。 技術は日々進歩しています。新しい技術からどんな新しい遊びを生み出せるのか、ともに追求していきましょう。


斎 藤 進 也 准教授

ソーシャルメディア領域


「ソーシャルメディア領域」では、コミュニケーションをデザインすることで、新しいゲームや遊びを創作します。 ネットを介したコミュニケーションをどのように演出するか、あるいは、人々のオンラインでの行動の記録(ログ)をどのように娯楽コンテンツに結びつけるのかといった視点が重要になります。インフォグラフィックスやビッグデータ処理、機械学習といった情報科学の先端トピックとも深くかかわる領域だといえます。


竹 田 章 作 教授

シナリオ領域


ファミコンが発売されて既に30年以上が過ぎました。その間、技術の発達とマーケットサイズの巨大化に伴いゲームの内容はもちろん、その作り方も大きく変わってきました。 しかし、「遊ぶ」ということの本質はそんなに変わっていないと思います。 今は我々作り手にとって、もう一度「面白いゲーム」「良いゲーム」とは何かを根本的に見つめ直す時期ではないでしょうか。


渡 辺 修 司 准教授

ゲームデザイン領域


デジタルゲーム業界は他産業と比較しても淘汰の激しい業界です。入学時にその時代のトレンドを追いかけても卒業するころには古びてしまう厳しい世界です。だから、先輩の優れた作品を模倣するだけでは、ゲームを学んだとはいえません。 映像学部・研究科では、最新の機材を用いてゲームの制作技法を学びながらも、現実世界を幅広い知見で観察し、新たなゲームを制作することを目標にしています。これは、総合大学でゲームを学ぶからこそ、実現できるものといえます。 古いゲームに収まらない新時代の遊びを作り出すために、一緒に研究と制作活動を行っていきましょう。